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「離れの上棟日 2⃣」

2022年5月25日

某月某日(土) 晴れ 前回からの続き。

  午前10時15分  土台伏せ完了。

  午前10時30分  柱、桁、梁 組み建て、垂直を直しボルト等で締め付ける。

  午後1時~5時  小屋組み、屋根タル木、野地合板張り、

          ゴムアスルーフィング張り。

   建方、上棟、3人の手作業で無事完了しました。

 

「上棟の日はとっても楽しい。」

 朝8時頃には基礎しかない平面的な状態から、夕方には建物の型、屋根の型がはっきり分かる状態になる。

 私もすごく楽しみな1日です。

 ですが、前日の夜などは、「基礎と工場加工した木材がちゃんと合致するかな?」

とか、「木材の接合ヶ所の加工は間違っていないかな?」とか、「加工された木材が全て搬入されているかな?」とか、考えてもしょうがないくらい不安な気持ちになったりします。

 その分、工事が順調に進み何事もなく完了したときは、喜びもまた格別です。

 上棟日の夕方、お客様と一緒に上棟が完了した建物を眺めて「思ったより大きくて型もいいね。」などと声を掛けて頂けると、内心ほっとして、良かったなぁと思います。

 順調にいくのが当たり前ですが、現場監督のそのままの気持ちを書いてみました。

 

ではまた。ごきげんよう。

 

 

「離れの上棟日 1⃣」

2022年5月13日

某月某日(土) 晴れ

午前7時30分  上棟、建方の日です。

        前日までの雨があがり晴れて良い日になりました。

        現地に行く前に、作業する3人でコンビニ駐車場に集まり、

        缶コーヒーを飲みながら下打ち合わせをします。

午前8時15分  作業開始

        基礎や材料に掛けてある養生のブルーシートをはがし、

        整理してから作業開始です。

午前8時30分  土台伏せ

        (小規模なので、上棟日当日に土台伏せから行います。

         一般の住宅は、前日までに土台伏せは済ませます。)

        ・土台(桧、105㍉角)を基礎の上に

         基礎パッキンをはさみながら乗せ締める。

        ・大引き(桧、90㍉角)を鋼製束で支え

         土台間にはめ込んでいく。

        ・防蟻剤を土台、大引きに塗布する。

        ・土台伏せ完了

 

※ 上棟日までの準備作業

   (1)基礎を造ってもらう。

   (2)柱や土台など軸組みを木材加工(プレカット)してもらい、

      現場に搬入してもらう。

   (3)仮設足場を設置してもらう。

 

仕事はまだ始まったばかり。無事作業は進むでしょうか?

続きはまた次の回で。

ではまた、ごきげんよう。

 

 

「離れをつくる」

2022年3月17日

3月7日(月)晴れ 基礎工事初日

午前8時10分  現場に到着 F様にあいさつ。

        前週地縄張りで建物の位置を確認済み。図面通りに進める。

午前8時12分  敷地に残してあった水仙と小さな南天の木を

プランターに移し替える。

午前8時20分  基礎屋の親方、ダンプに重機を乗せて登場。

「その梅の木、処分するなら貰ってもいいかね!」

(*^-^*) F様と喜び合う。

午後3時15分  地面から18cm土をすき取り。

砕石を8cm敷き詰め押し固め。

湿気対策のフィルム敷き。

外周に型枠を組み立て。

1日目終了。

午後3時00分 ヘルメット姿の近所の男の子登場

「おじさん。何してるの。」と男の子。

「小さなおうちをつくってるんだよ。」と私。

「いいなぁ~」と男の子。

「お母さんに言ってつくってもらいなよ。」といいかげんな私。

「こんなのボクにもできるよ。」と言い残して立ち去る。

未来の職人さんか建築家になってくれるかな?

 

街の中でご迷惑をおかけしながら工事させて頂いています。

時にはこんなふれあいも。

 

ではまた。ごきげんよう。

 

 

「今年も梅の花が咲きました。」

2022年3月7日

以前からお付き合いのあるF様の家の庭に梅の木があります。

聞けば、お子さんが小学校の卒業祝いに学校から頂いた梅の苗木を庭に植えたそうです。かれこれ40年位になるそうです。

今年は寒さが厳しくて、2月中旬でもまだつぼみはかためでした。

3月、F様の庭に離れを建てる事になりました。

梅の木があるところに。

「早く造ってもらって、新しい部屋を使いたい。けど、梅の木が咲いてからにしてください。」と、最後の梅の花を。

 

家族の思い出の場所に住まいを造る。

どんな時でも住まいを造るという事は責任重大ですが、また大きな喜びでもあります。

 

ではまた。ごきげんよう。

 

 

「損得でなく正しい判断を」

2021年9月9日

 

現場監督は現場での最高責任者です。

現場監督の出番は何か問題が生じた時です。

 

新築工事の現場も、リフォームの工事の現場も、1つとして同じ現場はありません。

常に一から始まります。

 

工事前に図面を書き、計画して臨みますが、実際工事を始めると予想外の事が度々生じます。

そのような場合、私は効率や損得でなく正しい事は何か?を考えて判断するように心がけています。

 

現場は予算も時間も限られています。

その範囲内で問題を解決できれば良いですが、どうしてもできない場合はお客様に相談し、予算と時間を変更していただくこともあります。

 

正しい判断をするには、知識よりも経験が大事です。

建築の仕事に携わりもうすぐ40年。

住宅や店舗の新築、リフォーム、大規模な改築工事。

木造軸組、2×4、鉄骨造。

どんな難しい現場でも人次第です。

逆にどんな易しい現場も人次第です。

 

私は今の仕事が好きです。

これからも好きな人のために、好きな人たちと、好きな人に役立つものを作り、いい関係を続けていきたいと願っています。

 

 

 

「大切なのは感謝と信頼関係」

2021年8月24日

 

家づくりのまとめ役として大事にしているのが現場の人間関係です。

 

私はいくら腕がいい職人さんでも、あいさつができない人や周りに気を遣わない人とは仕事ができません。

現場は複数の職人さんや業者さんが入れ替わり立ち替わり、また同時に仕事をします。自分だけの都合では現場が成り立ちません。

 

また、私も職人さんや業者さんの作業の全てを確認できるわけではありません。

私を含めた現場に関わる全ての人が、お互いに信頼し、協力し合う関係が大切です。

信頼関係は、適切にお金を支払うことと、顔を合わせ言葉を交わし合い、年月を重ねていってできてくるものだと私は思っています。

 

家は、私一人では何もつくれません。

現場の仲間は私にとってある意味、お客様以上に大切な存在なのだと思います。

 

よい家づくりをするために、よい現場をつくる。

よい現場をつくるためには、お互いの感謝と信頼関係が欠かせないのです。

 

 

「現場監督って何をしているの?」

2021年8月9日

 

家づくりのまとめ役という私の役割の中で最も大きな部分が現場監督です。

現場監督は、現場の総責任者です。

 

職人さんや業者さんに対して、お客様に約束した家づくりをしてもらうために、指示し、確認し、材料の手配をし、現場の品質と工程とお金を管理し、そしてお客様へ工事進捗の説明をするのが現場監督の仕事です。

 

その他にも、ご近所様へのあいさつ、現場内外の掃除など雑務仕事もあります。

また、風雨にも気を配らなければいけません。

工事が終わるまで、ほぼ毎日、私は現場に顔を出し続けます。

 

私は現場が動いていると1日3~4時間は現場にいます。

現場監督は、感謝の心と疑いの目をもつ必要があります。

職人さんが図面通りに正確に、ていねいに仕事をしているか?

業者さんが発注通りの部材を持ってきているか?

間違いがないかを確認します。

 

大切な職人さんたちから「神戸さんは細かいこところにうるさいね。」と言われると少し嬉しい気がします。

うるさくいうことが、現場監督の仕事だからです。

 

 

 

 

「神戸春彦の役割とは?」

2021年7月26日

私はときどき次のような質問を受けます。

「神戸さんは大工さんじゃないよね。神戸さんは何をする人なの?」

ひと言で言うと“家づくりのまとめ役”です。

 

新築の場合だと、お客様の敷地を見て要望を聞き、それをまとめ提案し、設計し、見積もりし、工事の依頼を頂き建築確認を取り、職人さんや業者さんに発注し、工事の段取りをし、現場と工程と予算を管理し、家を完成させ、お客様にお引き渡しをすると言うことです。(長いですね・・・)

 

関わる時間は新築だと1年以上、リフォームは内容と規模によって違います。

リフォームの場合は、現場確認の割合が増しますが、その他は新築と同様です。

 

現在の建築の仕事は、新築もリフォームも専門家・分業化しています。現場の全てをまとめ、お客様の要望を形にしていくことが私の役割です。

 

「リフォームのお話③」

2019年7月14日

最近、築30年~40年の家を大規模リフォームする方が増えてきました。

新築と同じくらいお金をかける方も少なくありません。

住み慣れた家をまた生かしながら新しい暮らしを始める事は、とても素敵です。

大規模リフォーム工事でなくても、ちょっと直すだけで暮らしの気分が変わります。

リフォームをして、「もっと早くすれば良かった」と、おっしゃるお客様は結構います。

 

私は、新築工事もさせて頂きますが、数から言うと、リフォーム工事がほとんどです。

後ほど紹介しますが、年間30件前後のリフォーム工事をさせて頂いています。

工事の内容は、ドアの鍵の取り替えから、大規模なリフォーム工事まで、多種多様です。

そして、ほとんどの方が、2回目、3回目と繰り返しリフォーム工事をされています。

 

私は今、“住宅医”の勉強をしています。

月1回大阪まで通い続け、3年になります。

朝10時から夜6時まで、1日4講座。

授業内容は、専門的かつ実務的です。

住宅医スクールで勉強し、住宅建築という仕事の奥深さに改めて気付かされています。

そして、誰もがかかりつけのお医者さんがあるように、家にもかかりつけの業者が必要だと感じています。

今年58歳になりますが、更に精進していきたいと思っています。

 

 

「リフォームのお話②」

2019年6月26日

 

こんにちは、神戸です。

前回、リフォーム工事は資格のある人に頼んだ方がいいというお話をしました。

今回は、リフォーム工事の難しさについてお話しします。

 

私の経験からすると、建築のプロでなくてもできるリフォーム工事は、ごく一部だと思います。

例えば、玄関ドアの鍵の取り替えひとつでも、建築の知識と経験がある人と、そうでない人での対応は違います。

それでは、どう具体的に違うのか?

それをひと言で云う事ができない所にリフォーム工事の難しさと問題があるのです。

リフォーム工事は、1件1件その家の条件が異なり、お客様1人1人の要望も異なります。

また、リフォーム工事は、どこまでしなければいけないという基準がなく、曖昧です。

「とりあえず、見た目だけをきれいにして欲しい。」

「とりあえず、安く工事してもらえばいい。」

お客様の要望を聞いて、ただそのままやるという業者もいます。

注文を取ったら、下請けに丸投げする業者もいます。

小さな工事でも、図面をひく業者もいます。

リフォーム工事は、どのようにでもできる・・・だから、新築工事以上に業者によって差が出てくるのです。

 

 

「リフォームのお話①」

2019年4月11日

こんにちは、神戸です。

春です。桜の花も咲きました。

春というとリフォームの季節です。

外壁の塗り替えや張り替え。

屋根の雨漏り診断。

エコキュートや蓄電。

訪問販売の営業マンが動き回る時期でもあります。

 

ところで、リフォーム工事は、専門の資格が無くても出来ることをご存じでしょうか?

新築工事の場合は、県の建設業許可が必要ですが、リフォーム工事は、誰でもが始めることが可能です。

 

資格のない会社や営業マンのリフォームが全て悪いとは言いませんが、気を付けた方がいいと私は思います。

 

できれば、建築士か建築施工管理技士の資格のある人に、リフォームは頼んで下さい。

 

「神戸建設の思い出」

2018年7月16日

こんにちは、神戸です。

私の父は大工でした。

単身大工修行して、私が4才の時に家族を呼び寄せて、稲沢に住まいと神戸建築をかまえました。

私が小学生の頃は、父の他にベテランの大工さんが3人位と、中学を卒業してから20才位までの若い大工さんが3~4人住み込みでいたように覚えています。

何時も自宅の向かい側にある作業場から、若い大工さん達が、材木を切ったり、削ったり、穴を掘ったりする姿を見、桧や松などの木の香りが漂っていた日常がありました。

私は、姉2人の3人兄弟ですが、いつもたくさんのお兄さん達に囲まれて過ごしていたように思います。

そんな大工のお兄さん達も、今では大工のおじさん(おじいさん?)になって、元気に働いています。

……ではまた。

 

 

「家づくりのはじまり」

2018年(H30)6月6日

こんにちは、神戸です。

ホームページを立ち上げて、はじめてのブログになりますので、少し私のことをお話ししたいと思います。

私は、昭和36年(1961年)3月生まれ、現在57才になります。

妻と子供2人(長男20才、長女18才)と4人で清洲市の春日に住んでおります。

岐阜県の七宗町という山奥で生まれ育ち、4才の時に、大工の父の仕事の関係で、今の事務所がある稲沢の実家に越してきました。

生まれ育った七宗町出の事は、ほとんど覚えていませんが、4才までの事で記憶にあるのは、建築工事中の実家での事です。

父に連れられて、床板に釘を何本か打ち付けた事をうっすら覚えています。

うまく出来たかはわかりませんが、今思えば私の“家づくり”の始まりだったかも…しれません。

それでは、今回はこのへんで。

いずれまた。

神戸 春彦